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愛するか、愛さないかは、われわれの自由にはならない。 コルネイユ

今思えば一番付き合いが長かったのはアイツで。




俺が2歳の頃心臓の手術で入院してた時毎日見舞いに来てくれて。
3歳の頃滋賀への引っ越しが決まった時側で一緒に泣いてくれて。
7歳の頃俺の足がヤバい事を聞き俺の為に単身電車に乗り和歌山で保護されて。
11歳の頃俺が大阪へ戻ると聞いた時あんなにまでハシャいでくれて。
俺が不登校になった時よく家に来て俺を外の世界と繋いでくれて。

いつもどんな時でも俺の手を引いて無理矢理アチコチ連れ回してくれて。
もうアイツはこのブログを見てない今だから色々言える。


好きだった。礼が言いたかった。側にいたかった。死なないで欲しかった。




葬式に出てから3ヶ月。やっと落ち着いた今だから忘れない内に綴る。




アイツとは親同士が友達だったから記憶に無い頃から一緒に遊んでた。
幼き頃の昔は管理人もアクティブでよく公園にアイツを連れ回してた。


引っ越してからも年に2回位は会って一緒に遊んでた。
小5位から異性として認識し始めてお互いにどこかギクシャクし始める。

中学に上がると部活やらなんやらで会う機会が減り疎遠気味になり始める。
余談だがアイツはモテた。素直に可愛かったからな。


その頃アイツに彼氏がいるかどうかが凄く気になっていた。もうベタ惚れだった。




「ほら見てよー!ケータイ!」
アイツは携帯を買って貰ったらしい。が、俺ににそんな文明の利器は無い。


「パソコンあるやろー」
つーわけでパソコンからメールをする事に。この一件から再び元に戻れた気がする。




「今までに彼氏とかいたりする?」
聞いてみた。恥ずかしかったからメールで。なんというチキン。


「おらへんよー何か好きにならへんわ。」
すげー舞い上がった。チャンスあるじゃん!!みたいな。


「じゃあ狙おっかなー」
もうドッキドキだった。どんな返事来るだろう嫌われないだろうかと心配しまくり。


「狙われよっかなー?」
しばらくはやましいサイトを使わずとも自家発電出来ました。




ある日アイツが突然家にやってきた。


「学校行ってないらしいな」
中学は違うが親同士仲良いもんだから筒抜けだった。

「どうしたん?」
少し怒りつつそれ以上に心配している目をしていてもう申し訳無かった。


とりあえず自分の考え、今後の指針、義務教育の必要性を語っていると、


「いつもと同じで安心したわww」
意外と軽いなと思いつつも笑顔が可愛かったからどうでも良かった。




それからアイツはよく家に来るようになった。不登校にもなってみるもんだな。




「やらしい事聞いていい?」

「……どうぞ。」

「胸のサイズいくら?」

「……C。」

「そんなあんの?」

「怒んで。」




無事高校に上がり携帯を買って貰うと真っ先にアイツにメアドを教えた。


「ケータイでびゅーオメ。」
コレでいつでも連絡出来ると思うと夢が広がりまくりだった。




「林檎さんてどんな子?」

「可愛い子。」

「前田さんてどんな子?」

「もっと可愛い子。」

「Gパンさんてどんな子?」

「もっともっと可愛い子。」

「答えになってないよな。」

「正直どうでもいい。」

「良くない。」

「だってお前が一番可愛いし。」

「なんでそーゆー事サラッとさー……。」




高2の夏休み。
「話あるんやけど。」

「うん。」

「あんさー……。」

「うーん?」

「彼女おらんよな?」

「うーん。」

「……うん。」

「うん?」

「……空気的に分かるやろ。」

「……うんまあ。」

「……で、どーなん。」

「何が。」

「……女に言わす?」

「……俺お前が好きかもなー。」

「……今までどんだけ待たすんwww」

「俺と付き合ってくださいな。」

「……うん。いいよwww」

「ホントにいーのかー。」

「いーよwww」

「結婚してくれ!」

「逆に早いわwww」




キスの仕方が分からずぎこちなくて笑われたのは地味に傷付いた。




その日は初デートという体で近くのケーキ屋に。マロンパイを購入。


「あーww今超幸せww」

「じゃあ帰ったらおっぱい触らせて。」

「変態やー。」

「ダメ?」

「……感謝しろよー。」

「よっしゃー。ゴムが無いのが惜しまれる。」

「エロいわ変態wwwまた今度なwww勝手に買っとけwww」




目の前の視界にワゴン車が広がってあまりの轟音に一瞬身動き取れなかった。




視界の端でアイツが宙を舞っているのが見えて荷物を放り出して駆け寄った。
変な姿勢で地面に落ちて血が出て意識があるのか分からなくて呼吸がおかしくて。
泣きそうになりながら携帯から救急車を呼ぼうとしても上手く番号を押せず。
通行人の人に救急車を呼んでもらったりと色々助けられたのが幸い。
野次馬が写メ撮っててお前ら一体何なんだよとか思っていたら救急車が。
異常に青白い手を泣きながら握ってずっとアイツの名前を呼んでた。




病院でウチとアイツの家族が揃う頃には死んでいたらしい。


病院でアイツの家族に謝りまくった。泣きながらだったから聞き取れていたか分からんが。
いつの間にかそこにいた皆泣いていた。その日は寝れなかった。




いつの日かアイツと話した事がある。


「死んだ人間に花を供えるのは馬鹿のする事だ。」

「そんなん可哀想やろ。」

「死んだ人間に意志は無くあったとして干渉する術を持たないのだから無いも同然であり葬式も結局は残された人間の集団催眠オナニーでしか無い。」

「ひっどいわー。ウチが死んでも供えへんのか。」

「供えねーな。」




この間ウチで月下美人という花が咲きました。花に精通してない管理人が唯一好きな花。
月下美人は仏花に使えるのか知らないし花言葉なんか知るわけがない。


ただアイツは花を供えて欲しいだろうから俺が一番好きな花を供えておく事にする。


コレで俺は前に進むぞ。何時までもウジウジしてらんね。花ぐらい毎年供えてやる。
もういい加減ブログの更新頻度も量も元に戻っても良い頃だろう。
次彼女が出来ればアイツの遺言通り俺がゴムを買うとしようか。


俺とアイツを支えてくれた家族、親類、友人、通行人、病院の人全てに感謝。




そしてアイツに感謝。








※この物語はフィクションであり、登場する人物、団体等は実在のものとはいっさい関係ありません。
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非公開コメント

最後まで読めない残念な話だったな。

ふぃくしょん乙ww

No title

>匿名希望さん
読まなくていいんじゃないかな。


>ポペティさん
いつもの事だけど乙の使い方おかしいって。
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ユピテル

Author:ユピテル
ユピテルと申す。高2でござる。リンクフリーにも程がある。管理人のメールアドレスはliptontokitoki.jupiterあっとezweb.ne.jpです。ご用のある方はあっとを@に変えてお願い。skypeは名前はユピテル、IDはdieupater1です。

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